京都比良山岳会

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〈例会〉仙丈ケ岳・甲斐駒ヶ岳

2025年12月27日(土・夜)~31日(水)

仙丈ケ岳へ

【メンバー】CL HT、YK、MK(会員3名)

【日程】12/27 山科駅⇒道の駅南アルプスむら長谷(仮眠)
12/28 戸台パーク林道通行止めゲート前(7:00)→丹渓山荘跡(12:00)→大平山荘(14:40)→長衛小屋(15:15) テント泊
12/29 泊地(6:20)→小仙丈ヶ岳(9:45)→仙丈ヶ岳(11:15)→小仙丈ヶ岳(12:15)→長衛小屋(13:50) テント泊
12/30 泊地(6:20)→丹渓山荘跡(8:00)→林道通行止めゲート前(11:54)⇒帰京

【感想】53期 HT
年末山行で気になるのが天気予報ですが、今年の入山時は概ねよさそうなので楽しみにして入山しました。
気にしていた河原歩きと渡渉も視界良好で難しい所もなかったのですが、丹渓山荘跡から先の急登で大いにばて、長衛小屋到着後はフラフラになりながらなんとかテント設営をしました。

初日のテント設営

テント設営後は早々に共同食の鍋をおいしくいただき、早々に就寝させていただきました。
翌日は3:30起床の予定でしたが、初日にあまりにも疲れた為か全員寝坊し、急ぎ準備して出発しました。そのため小仙丈ケ岳からのモルゲンロートには間に合いませんでしたが、天候は安定しており快晴の中、小仙丈ケ岳を越えて仙丈ケ岳まで無事往復できました。

仙丈ケ岳からの帰り

翌日は甲斐駒ヶ岳の予定でしたが、直前の予報ではガスと強風との事。森林限界より上では強風の影響を受ける可能性が高く、登頂は厳しいと判断し一日前倒しで下山しました。
計画では2座登頂予定が1座のみとなりましたが、仙丈ケ岳は快晴の中登頂でき、冬季の戸台~北沢峠も様子がよくわかり大変満足な山行でした。
また、今回夕食と朝食を共同食としてYKさんとMKさんに色々とご用意いただき大変助かりました。
特に初日の鮭鍋は出汁も出て大変おいしく、テント設営で凍えた体が温まりました。
今回もご一緒いただいたYKさん、MKさん、どうもありがとうございました。

豆乳鮭と鳥つみれ鍋

【感想】60期 YK
久しぶりに出席した集会で南ア冬合宿の話を小耳にはさんで以来、ひそかに楽しみにしており、冬山の経験が積める貴重な機会と、申込させていただいた。夏にAHさんがリーダーをしてくださった甲斐駒・仙丈例会に参加したのはもう6年前で感慨深い。夏はバスで小屋のすぐそばまで行ってくれたのに、今回は7時間かけて歩荷。渡渉が苦手でワーワー騒いでしまいました(帰りも同じ)。

渡渉

仙丈ヶ岳は、手袋が足りなくて西穂を歩けなかった悔しい経験を活かし、何種類も手袋を持ってきたのでギリ歩けました。ピッケルを持つほうの手が冷えるのでたまに脇で温めるとよい、などということも経験できました。南アの女王と呼ばれるのも納得の優美な稜線、また意外と近くに見えた富士山は圧巻で、一年の締めにふさわしいなと嬉しくなりました。

思いがけず近くに見えた富士山

しかし天候は変化して甲斐駒は断念。残念ながら1日早くの下山となりましたが、本格的な冬山デビューでいろいろ余裕不足の面もあったのでちょうど良かった気もします。経験豊かなお二人に、状況判断や写真撮影などはすべてお任せ。今後もう少し経験を積んでいければと思います。鍋の素を忘れたので二度とお山に連れていっていただけないかもしれませんが、また機会があれば教えてください。ありがとうございました。

仙丈ケ岳山頂

【感想】64期 MK
ずっと前から行ってみたかった年末年始営業してる北沢峠の小屋からの仙丈ヶ岳、今回HTさんが仙丈&甲斐駒の例会を上げてくれたので有り難く参加させていただきました。

現在は戸台大橋Pまで車が入れなくなっているようですが仙流荘の駐車場から歩いてもそこまで変わらないだろうと思っていて地図をよく見るとかなり離れていた! 北沢峠まで長い河原歩きのイメージしかなかったけど最後ガッツリ急登と行く前になって気づき重いザックで歩けるか不安になりました。

長く厳しい河原歩き

現地3泊の荷物に加えて行く前日に降雪があるということでスノーシューも歩荷。軽量化を徹底してみたがやはり重い。当日はHTさんがテントなど重い物を歩荷してくれたので助かりました。

【1日目】
朝、仙流荘から少し進んだ通行止めゲート前に車を停めることが出来ました。この期間だけ県警の人達が待機されているので登山届けを提出して7時に出発。

ゲート前の登山届チェック

道路を歩いて途中から長い河原歩き、渡渉は一度かと思いきや何度もあります。失敗は許されないのでダブルストックを使って慎重に渡りました。

河原から離れ急登に差し掛かる手前に丹渓山荘跡があり休憩。その後は急登、なだらか、また急登で大平山荘の前に出て、北沢峠から長衛小屋へ到着。テントは6張りほどありました。途中すれ違ってたパーティに前日はフルラッセルで小仙丈までしか行けなかったと聞きましたが、小屋の人によるとこの日は天候もよく全員登頂出来たとのこと。翌日は風が強い予報なのでちょっと心配です。

晩ご飯はごま豆乳鍋に鮭と鶏団子の鍋。ご飯が余ったので朝ご飯の雑炊にすることにしてこの日は就寝。夜は寒かった。

【2日目】
3時半起床予定がふと腕時計を見ると4時半でした。全員寝過ごしました…。

6:20出発。前日のトレースバッチリ!分岐で休憩時に山肌のモルゲンが見えました。長い樹林帯を抜けると甲斐駒ヶ岳や八ヶ岳、そして富士山も見えてテンション上がります。

モルゲンロート

小仙丈に着くと爆風で真っ直ぐ立ってられないほど。先にいた若者達はここで撤退するようです。この日のうちに下山する予定なのかもしれません。

先に進むと風があるものの小仙丈ほどではなく、無事に山頂に到着。北アルプスや南アルプス南部まで見える絶景で感動でした。もっと見ていたかったですが冷えてくるので名残惜しくも下山。この日私達が最後の登頂のようです。

仙丈ケ岳山頂

テント場に戻ったらテントが自分達の含めて3張りになっていました。まだ時間も早いので長衛小屋の中で飲み物をオーダーしてティータイム。この期間は小屋は素泊まりのみなのでおでんやモツ煮の他に軽食も18時半まで注文出来るのでとても便利です。翌日の甲斐駒をどうするか作戦会議。爆風予報は行く前からわかってたのでご来光だけどこかで見て戻るとか話し合いましたがヤマテンの予報で霧と雪の予報に変わってたのでご来光もあきらめて下山することにしました。

帰ってきたらテント3張りのみ

晩ご飯の鍋を食べて就寝。この日は暖かく着込んでたら少し暑く感じるほどだった。夜中に強風と雪のパラパラという音で何度も目が覚めた。

【3日目】
この日は目覚ましがちゃんと鳴って3時半に起床。6時半に出発して12時少し前にゲートに到着! 肩が痛かった。

30日だったので営業していたさくらの湯に寄って、「門・やません」でソースカツ丼をガッツリ食べて帰りました。

甲斐駒ヶ岳は残念でしたが、そこまでの爆風でもなく晴天で仙丈ヶ岳に登頂出来たのはラッキーでした。

HTさん、今回このような冬山の計画を立てていただき、運転や歩荷もありがとうございました。YKさんは今回ガチ雪山デビューとのこと、これから雪山ご一緒出来るのを楽しみにしています^_^

門・やませんのソースかつ丼