京都比良山岳会

山行スタイル

26期メンバー SN

その魅力などについてお話ください

私がゲレンデを離れて初めてバックカントリースキー(山スキー)に挑戦したのは、当会の春山例会で雪の八甲田山のテレマークスキーの山行の時だ。初日、初めて履くテレマークスキーを使って、北八甲田の大岳へ向かった。シールを付けてのスキーの登りでは、歩くのとは違って、雪に沈まないので快適に楽しく登ることができたので、これなら問題ないなと思った。

さて、下山は、スキーなので、当然滑降で降りることになるが、テレマークスキーは踵が固定されない。アルペンスキーではある程度滑ることができるので、同じスキーなら初めてのテレマークスキーでも何とかなるだろうと思っていたが、これが大変。普通のスキーで滑降するように膝を曲げ前傾姿勢をとろうとすると、踵が浮いてそのまま顔から雪つっこみ転倒するしまつ。その後、どんな体制をとっていいかわからず、「おきあがりこぼし」のように、数メートル滑っては転倒を繰り返し下山するという、散々な山スキーデビューとなったのを鮮明に思い出す。それでも、テレマークスキーの踵が自由という軽快さに魅了され、練習を積み、テレマークスキーで立山や白山、乗鞍岳、白馬岳、妙高山など大きな山にも挑戦できるようになった。

そんな中で山スキーの魅力は、山へのアプローチが雪に覆われているため、登山道やトレースに頼らないで自らルートファインディングしながら登れる楽しさ。また、真っ白な雪に覆われた山々や木々などの幻想的な景色を楽しめることだろうと思う。そして、下山の時、自由にイメージしたシュプールを描いて爽快に滑り降りることができることだと思う。

ただ、テレマークスキーは踵が固定されないため、体勢が不安定で、テレマークターンの度にスクワットに似た姿勢をとるため、足に負担がかかるのがやっかいなところだ。年齢とともに、体力的に足の負担に耐え切れなくなり、最近では、滑降がメインの山行には山スキーを使うようになってきましたが、踵がフリーのテレマークの自由さには、まだ未練が残っています。

これまでどんな山スキーをしてきましたか

八甲田山(南八甲田、北八甲田)、至仏山(尾瀬)、北八ヶ岳、双六岳、白山、乗鞍岳、立山、白馬岳、雪倉岳、妙高山、鳥海山、野伏岳、氷ノ山など

これからどんな山スキーをしたいですか

山域により、テレマークスキーと山スキーを使い分けて体力にあった山域を挑戦していこうと考えています。