その魅力などについてお話ください
同じ時間で通常の登山の倍以上の行動範囲があることです。一泊必要な行程でも日帰りできたり、午前だけ、午後だけでも一日分の行程を楽しめます。
あと登山では下りが苦手、平坦は退屈などという話も聞きます。トレイルランナーは路面の状況を表すのに「サーフェス」という言葉をよく用いるのですが、ガレもザレもぬかるみも、最適な軌跡を探しながら、すべての路面において、その道中をアトラクション感覚で感じ楽しめる要素があるのも魅力です。
これまでどんなトレランをしてきましたか
レースだとOSJ KOUMI 100、KYOTO GREAT ROUND、新庄蒜山トレイルラン、奥三河パワートレイル、山中温泉トレイルなど。個人山行では山陰海岸ジオパークトレイルや霊仙山から鈴鹿山脈を経て大津までの縦走、ウルトラダイトレなどが思い出深いです。
簡単ではないものに挑戦したい気持ちがあるので、年に数回無理もします。夏はアルプスの高山もトレランスタイルで楽しんでいます。
これからどんなトレランをしたいですか
基本的には無理をせず、怪我をせずがモットーなので、日々の軽いランニングと週末に少し長めの距離を走ることを継続したいです。自分は特にトレランに特化したいという人間でもないので、必要あらばテント泊もしますし、ピッケルも使います。
スピードの有効性を示しつつ、他の山行スタイルへの配慮や敬意も持っていたいと考えます。