京都比良山岳会

山スキー

北海道三段山にて、たまたま同じバックの3人が揃いました
57期メンバー YF

その魅力などについてお話ください

雪山は驚くほど美しい。雪は雑木林を樹氷の森に、藪を雪原に変え、白銀の世界に誘ってくれます。

地球レベルでの温暖化が進む中、世界中のスキーヤーが良質な雪を求めて日本を訪れます。
冬から春にかけての里山、百名山、アルプスの豪雪地帯がフィールドです。

スノーシューでもラッセルを強いられる深雪の中を、スキーは圧倒的な浮力と機動力を与えてくれます。麓の駐車場やゲレンデトップから、スキー裏に滑り止めをつけてハイクアップし、バージンスノーを滑走する。ワクワクしませんか?

これまでどんな山スキーをしてきましたか

山岳会に入ってスキーを始めて、最初は先輩に連れられ比良、京都北山、伊吹山、奥美濃など近場で。
その後北アルプス(白馬乗鞍、蓮華温泉、立山)、上信越(黒姫山、雨飾山)、北関東(尾瀬、至仏山)、北陸(鳥海山)などを泊まりで遠征。
近年は毎冬恒例となった北海道十勝で合宿し、山スキーの聖地と言われる三段山を中心に。
昨シーズンは車で北海道を目がけて北上し、途中八幡平や八甲田山を滑って来ました。

これからどんな山スキーをしたいですか

昨年ファットスキーを譲ってもらい、パウダーの魅力に取り憑かれました。やっぱり三段山ですね。天気の悪い日は温泉、サウナ三昧できますしね。

鳥海山へgo
26期メンバー SN

その魅力などについてお話ください

私がゲレンデを離れて初めてバックカントリースキー(山スキー)に挑戦したのは、当会の春山例会で雪の八甲田山のテレマークスキーの山行の時だ。初日、初めて履くテレマークスキーを使って、北八甲田の大岳へ向かった。シールを付けてのスキーの登りでは、歩くのとは違って、雪に沈まないので快適に楽しく登ることができたので、これなら問題ないなと思った。

さて、下山は、スキーなので、当然滑降で降りることになるが、テレマークスキーは踵が固定されない。アルペンスキーではある程度滑ることができるので、同じスキーなら初めてのテレマークスキーでも何とかなるだろうと思っていたが、これが大変。普通のスキーで滑降するように膝を曲げ前傾姿勢をとろうとすると、踵が浮いてそのまま顔から雪つっこみ転倒するしまつ。その後、どんな体制をとっていいかわからず、「おきあがりこぼし」のように、数メートル滑っては転倒を繰り返し下山するという、散々な山スキーデビューとなったのを鮮明に思い出す。それでも、テレマークスキーの踵が自由という軽快さに魅了され、練習を積み、テレマークスキーで立山や白山、乗鞍岳、白馬岳、妙高山など大きな山にも挑戦できるようになった。

そんな中で山スキーの魅力は、山へのアプローチが雪に覆われているため、登山道やトレースに頼らないで自らルートファインディングしながら登れる楽しさ。また、真っ白な雪に覆われた山々や木々などの幻想的な景色を楽しめることだろうと思う。そして、下山の時、自由にイメージしたシュプールを描いて爽快に滑り降りることができることだと思う。

ただ、テレマークスキーは踵が固定されないため、体勢が不安定で、テレマークターンの度にスクワットに似た姿勢をとるため、足に負担がかかるのがやっかいなところだ。年齢とともに、体力的に足の負担に耐え切れなくなり、最近では、滑降がメインの山行には山スキーを使うようになってきましたが、踵がフリーのテレマークの自由さには、まだ未練が残っています。

これまでどんな山スキーをしてきましたか

八甲田山(南八甲田、北八甲田)、至仏山(尾瀬)、北八ヶ岳、双六岳、白山、乗鞍岳、立山、白馬岳、雪倉岳、妙高山、鳥海山、野伏岳、氷ノ山など

これからどんな山スキーをしたいですか

山域により、テレマークスキーと山スキーを使い分けて体力にあった山域を挑戦していこうと考えています。

薬師岳BCスキーツアーでの北ノ俣岳大斜面の滑降
25期メンバー DA

その魅力などについてお話ください

一般に雪が降ると山が縁遠く感じられるかもしれませんが、山スキーヤーは嬉々として雪山を目指します。雪に閉ざされ道もなくなり、つぼ足ではとてもたどり着けない真っ白な稜線も、スキーなら思いのままに取り付き、どう滑降するかは山スキーヤーの自由です。白い斜面に自分だけの美しいシュプールを描けた時は、至福の一時です。

雪山を登る道具はいくつか有りますが、一番スピード感が有るのがスキーでしょう。その中でも私はテレマークスキーを使っています。スキーは滑るスキーと歩くスキーに大別されますが、歩くスキーで滑降する技術がテレマークターンであり、そのためのスキーがテレマークスキーです。滑降の時の、踵を固定しないまま前後のスキーをずらし、膝を落とした独特のスタイルは技術を要しますが、習得した時の自由度には格別のものが有ります。

うろこソールのスキーを使えば少々の登りもシールなしで乗り越えられ、踵を固定することなくそのまま滑降出来ます。新雪はアルペンスキー以上に強く、緩やかな雪原、新雪の尾根、雪の林道はテレマークの天下です。テレマークの魅力は歩行と滑降を両立させる自由度にあるのです。

滑降に特化したテレマークも有りますが、登山としての山スキーを考えた時、私は未だに革のブーツとうろこソール付きの軽い板を使っています。アイスバーンでは苦労し、急斜面ではアルペンスキーヤーに抜かれますが、どんな状況でも何とかしてくれる頼りになる相棒です。

これまでどんな山スキーをしてきましたか

アプローチの林道はクロスカントリースキーのように軽快に、斜面の登高はシールを付けて山スキーとして、滑降はテレマークターンで華麗に、を目指しスキーツアーに出かけました。
比良山縦走、京都北山林道と薮山、湖北函館山の林道クロスカントリー、湖北大谷山〜赤坂山〜三国山縦走と滑降、加賀/白山・野伏ヶ岳・取立山等滑降、北アルプス/白馬〜蓮華温泉〜雪倉岳ツアーと滑降・薬師ヶ岳滑降・妙高火打ヶ岳散策と滑降・乗鞍岳滑降・上高地クロスカントリー・北八ケ岳クロスカントリー・立山室堂〜美女平林間の滑降・田んぼ平滑降、尾瀬ケ原〜至仏山滑降とクロスカントリー、等。
実際は腐れ雪に苦しめられ、アイスバーンに足をすくわれ、気持ちよく新雪を滑降出来たことは極わずかです。それでも一瞬の会心のターン、日だまりのお茶会、朝テントを出た時の一面の樹氷を又見たくなります。

これからどんな山スキーをしたいですか

立山〜双六縦走、比良山全山縦走、鳥海山、蔵王、等、他に近郊でもまだ積雪期に行ったことのない所。

奥美濃_野伏ヶ岳から北東尾根を滑る
66期メンバー MT

その魅力などについてお話ください

真っ白な雪原を歩くには、古くはワカン、最近はスノーシューがあります。が、スキーでも歩くことも登ることも出来ます。また、滑る楽しみはスキーでしか味わうことが出来ません。

頑張って登ってたどり着いた山頂からは真っ白な景色が広がっています。
そして滑り降りた時の達成感は格別です。

ゲレンデスキーでボーゲンが確実に出来れば山を滑り降りることは可能です。
山スキーには雪崩をはじめ沢山のリスクがあり、総合力が試されます。単独行動は難しいので、パートナーとの協力が不可欠です。徐々に経験を積むことにより、リスクを回避して安全で充実した山スキーを楽しむことができます。

まずは、一歩を踏み出しましょう。お待ちしています。

これまでどんな山スキーをしてきましたか

北は北海道の大雪山系とニセコ、東北、アルプス、北陸から西は氷ノ山まで幅広く。
パウダースキーも楽しいが、天候が安定する3~5月の山スキーも面白い。

これからどんな山スキーをしたいですか

残った課題は少ないので、今までの経験を生かしてより多くの人に山スキーの魅力を紹介したい。