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京都比良山岳会 ハイキングから縦走・岩・沢・山スキー・トレイルランニングなど

京都比良山岳会

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〈個人山行〉立山室堂~奥大日岳

2024年11月2日(土)~3日(日)

【メンバー】CL MT、SL YF、MK 計3名
【行 程】2日(土)室堂14:13→雷鳥沢キャンプ場14:55(テント泊)
3日(日)テント場5:30→新室堂乗越6:14→2511mピーク7:12→奥大日岳7:38→中大日岳9:37→大日小屋9:51→10:11大日岳10:33→大日小屋10:46→大日平山荘12:56→大日岳登山口14:31

【感想】66期 MT
雷鳥沢キャンプ場は営業終了の為、室堂から4Lの水を入れて歩く。
外で鍋を食べながら、夕暮れで刻々と山が燃えていく時間を楽しむ。
夜は、放射冷却で冷え込みを覚悟してシュラフに潜り込むが意外と寒くなかった。
翌朝、快晴の下、登り出すが立山に陽は遮られ風も寒く感じた。
漸く陽を浴びる頃、奥大日に到着。剣の勇士を望む。
ここから、大日岳までの道のりは長く、足元も悪かったので時間がかかってしまった。
大日小屋からは激下りが続く。また、足元も悪いので慎重に下りる。ここでも、予定以上に時間がかかり、帰りのバスの時間に間に合うのか不安になり、休憩もほどほどに下山する。

【感想】64期 MK
毎年11月に行きたくなる雪の立山、登ったことない奥大日・大日岳に登りたくて、今年ご一緒する予定の山行が全て中止になったFさんとTさんにお願いして計画しました。しかしなんと今年は立山に雪がまだ降っていなかった。
【1日目】
12:40のケーブルカー&バスで室堂へ。雷鳥沢キャンプ場はもう10月末で営業は終わっていて水場&トイレは閉鎖されているので、玉殿の水場で各自4ℓ以上汲んで持って行った。室堂平の紅葉は終わってるものの晩秋の草紅葉と雲海が綺麗だった。テントを張って、寒くないので外で晩ご飯の鍋を食べてると日が沈みかけてふと見ると山が真っ赤に。なんとも美しいアーベントロートを見ることが出来た。
食べ終わると雷鳥荘の温泉へ入りに行った。外来入浴は20時までで1000円。やっぱりここの温泉は最高!残念ながらビールを飲んで酔いがまわっていたので長湯はせずすぐに出てしまった。

 【2日目】
4時起床。前日の鍋に余った具材を投入して朝ご飯。撤収し、5:40に出発。風は強く、途中いくつかある水たまりみたいな池は凍っていた。
奥大日から大日岳までは一旦下ったりして結構遠かった。初めて歩く道なので、見える景色が新鮮で楽しい。弥陀ヶ原は突然切れ落ちた崖になってたり、広大な景色の中にアルペンルートの曲がりくねった道路が見えて、いつもバスから見てた景色の反対側から見てるのが不思議な感じ。遠くに白山や笠ヶ岳薬師岳穂高、槍も見えるし、近くに劔がドーン、そばには毛勝山や猫又山、海の近くに見える山はこないだ登った僧ヶ岳かな?北の向こうには朝日岳か白馬岳?
そんな風に大日岳でゆっくり景色を眺めていたら計画より時間オーバーしてる。帰りは称名滝からバスで立山駅に戻るがこのままでは予定のバスに乗れそうにない。一本後が最終便なので、それには間に合わないとマズイ。しかし下山は石ゴロゴロの激下りで重いザックでは速く歩くことは難しい。ピストンで登って来る人がたくさん。湿原の遥か遠くに大日平小屋が見える。
 大日平小屋を過ぎたら大日平の緩い傾斜の木道。快適だし大日平の景色は最高!時間がなく残念。ここはまたゆっくり見たい景色でした。
牛首でハシゴを下りてると急に周りが紅葉に包まれる。ちょうど紅葉真っ盛りの標高にきた。しかし標高と同時に気温も上がり汗だくで急ぎ下る。ようやく称名滝の遊歩道に出て終了。称名滝をサッと見て、15:30のバスで立山駅に戻った。
 雪はなかったものの晩秋の立山や大日岳への登山道から見えるダイナミックな景色、変化のある登山道に麓の紅葉と期待以上に楽しむことが出来た。
 

【感想】YF
雷鳥沢キャンプ場で鍋を囲んだ後、早々にシュラフに入る。
翌日早朝から歩き始める。剱岳の威容が圧巻の稜線歩きを楽しむ。大日岳から長い下りが続くが、ゆっくりストックを使って降りたため、ほとんど足への負担は無かった。
天気と仲間に恵まれ、快適な山行だったが、唯一満天の星空をミスしてしまったのが、心残りだ。